奏の森ができるまで
森との出逢いは2018年。その頃、獣たちが作物を荒らしてしまう事件が多発していて、多くの人が訪れる村のぶどう園での多大な被害から始まりました。猟師さんは、こんな仕事は嫌だなぁと言いながらも、農家さんたちの仕事を守るために猿を檻に追い込み、バットで殴り殺さなくてはなりませんでした。 私たちの活動のひとつ、みつばちプロジェクトに参加してくれていたファミリーが、地球にこどもに優しいぶどう農園を始めた頃でした。(人が生きるための食の多くを支えるみつばちが世界中からいなくなっていること
センターハウス
紙芝居の扉が開いてお話がはじまりそうなセンターハウス。森のほいくえん「かなでのもりっこ」たちが過ごしたり、お休みの日はカフェスペースやステージ、研修、お話会などのイベントスペースになったり。いつも、いろんな人たちがいろんな使い方で集っています。
キッチン工房
森の仲間たちが育てる無農薬の古代小麦やお米やお茶、野菜。オーガニックカフェ・オーガニック給食 など、畑(大地)からイメージしておやつ、ごはんを料理しています。カフェオープンDAYの工房の前では、焼き菓子や野菜、加工品なども販売されます。地域の大工さんに教わりながら・・・#ミンナデビルド
コンポストイレ
食べる→出す→微生物によって堆肥化→畑へ→ 作物ができる →食べる
ひのき母さんのおうち
真っ暗で荒れた森だった頃に、ちょうど真ん中あたりに立っていたヒノキ。枝がたくさんだったけど、立派なヒノキ。113年ほどだったと思います。「大黒柱」にしようと決めて森の整備に入る日に、地元の宮司さんに無事に整備ができるようにご祈祷していただき、残してきました。一本一本の木の存在、尊さを皆さんに感じていただきたくて「森の冒険ミュージカル」のエンディングで、山久農林の小幡さんに伐採していただきました。無事に伐採が終わると、自然にたくさんの子供たちが集まってきて、お母さんが子供たちを抱きかかえているよ
みんなのハニカムハウス
103年の赤松が3本の大黒柱となって建つ ハニカム型のハウス。2025年。みんなのハニカムハウスができるまでの映像作品が完成しました!試写会も無事に終わりました。 今年の上映会をお楽しみに♪ この投稿をInstagramで見る 奏の森(@kanadenomori.site)がシェアした投稿
アルプス風呂
このあたりは、もうグッチャグチャで、茫然としちゃいそうな場所でしたが・・・。「やりゃーできる!」「だーいじょぶだらー」って、曽根原宗夫さんが言うもんだから「もうすぐ、アルプスが見える!」をモチベーションに頑張って整備した場所でした。いつか、ここでアルプスを眺めながらお風呂に入ろう。って目標も立てて。
感じる力・問う力・生きる力を育み、喜びを奏で合う森時間を
鳥のさえずり、木々たちのゆらめき、木漏れ日、しっとり雨の緑、こどもたちの笑い声。
ふと忘れていた自分という命の感覚を取り戻す。涙が溢れたり、やさしい気持ちになったり、心が落ち着いてきたり。
どうか意識して、そんな時間を自分に与えてあげてください。
お散歩する。
ただぼーっとする。
好きなものづくりする。
薪わりしてみる!
おいしいもの食べてみる。
踊ってみる。
自分のやってみたいことで森と過ごします。